U-18・15クラスの紹介
今回は
毎週水曜 18:30 〜 20:30
に開催中のU-18・15クラスについての紹介をしてみたいと思います!
まずは対象ですが、中学生〜高校生をメインに、大学生や専門学生までの「育成年代」が対象となります。
U-12クラスが「総合的な運動能力の基礎作り」を目的とするのに対して、U-18・15クラスでは年代に合わせながら徐々に「競技専門性」を追求するクラスとなります。
そうは言っても例えば中学1年生と高校3年生では心身両面で発育発達度合いが全く違いますし、同じ学年でも個人差は必ずありますので、そういった個別性をしっかりと考慮しながら、またそれをただ一方的に押し付けるのではなく、参加者本人ともしっかりと話し合い、お互い納得が行く指導を心がけています。
種目についてですが、現在は長距離のみのクラスとして開催しておりますが、次年度からは短距離・フィールドも含めたクラスとしてリニューアルを予定しております!
(上記につきましては改めてアナウンスいたします)
続いて内容ですが、大きく分けて
- 動きづくりセクション(菅原担当)
- 本練習セクション(桃澤担当)
と、それぞれのコーチの専門性を生かした二部構成として、その中でも季節や時期に応じて毎回内容を変えながら、そのタイミングで一番効果的な内容となるように工夫して開催しております。
例えば中高生の試合期である5〜6月頃は、週末に試合がある週は状態の確認と質の高い刺激入れを目的としたメニューを行ったり、逆に鍛錬期である冬の期間などは体づくりを目的として毎週固定でサーキットトレーニング+ペース走というボリューム重視のメニューを行ったりと、「いま」だけでなく、また「その年代」だけでなく、末永く陸上、スポーツを続けたり、また健康でい続けられるようにというところまでを考えたメニューを考えて行っております。
ただやはり中高生年代ともなると「試合で勝ちたい」「記録を伸ばしたい」という部分がモチベーションの多くの部分を占める年代にもなります。
その分一気に練習量が増えたり、一気に身体が出来上がってきたり、「いま」の結果に固執してしまいがちですが、もちろんそういったメンタリティーも大事にしつつ、しかし伸び代を奪ったり右肩上がりで長く成長を続けられるキャパシティーを削ってまで結果に拘るようなことはさせたくないという想いで、非常に難しい部分ではありますが、バランスを取りながら見極めながら、最善を探して毎回のクラスに臨んでおります。
またそういった意味も込めて「ただ走るだけ」の危うい練習会ではなく「自ら考え、創造的に陸上を楽しめるようになる」ことを目指して、「走るための身体の準備(コンディショニング)」を大切にし、、また天気の悪い日やシーズンの変わり目等には室内でのセミナーなども随時行っております。
セミナーの内容としては
- 練習の意味を考えるための目標設定の仕方
- セルフケアを理解するための初歩的な怪我と解剖の知識
- トップレベルで活躍してきた選手の経験を伝える時間
などなど、身体を動かすだけではなく、一回一回の練習を最大限意味のあるものとするための時間も大切にしています。
そんなクラスですが、
信州Lycaons所属
桃澤 大祐(モモザワ ダイスケ)選手
が長距離専門コーチとしてクラスを引っ張ってくれています!
中川村出身→中川中学校→上伊那農業高校→山梨学院大学(箱根6区で活躍)→サン工業(伊那市)→サンベルクス(埼玉)
と、長くトップレベルで活躍しており、一度は関東の実業団に所属したものの信州愛の強さから昨年また中川村に拠点を戻し、信州Lycaonsの一員としてジュニア世代の育成にも力を入れてくれることになりました!
箱根駅伝やニューイヤー駅伝、そして日本選手権まで経験した信州が誇るトップランナーはそのユニークなキャラクターと競技への取り組み方から全国にファンも多く、多くのジュニア世代にとっても参考になる部分が多いと思います。
桃澤コーチの詳しい紹介はまたの機会に✨
桃澤と菅原のタッグで、いつの日か信州の陸上が更にアツくなることを夢見て、伸び代豊かなジュニアアスリートをたくさん育てて行きたいと思います!